読ませる文章を書くためには、WEBライティングの基本を知ることが重要です。

いろいろな案件に応募しているけど、なかなか仕事が取れない!

頑張っているけど、ぜんぜん収入が上がらない…
こんなお悩みをお持ちの方は、WEBライティングの基本をまだ知らないのかもしれません!
この記事では、WEBライティングで使える基礎知識を、以下の3つのポイントに分けて紹介します。
また、この記事の内容は、「クラウドワークス」のWEBライター検定3級にも対応しているため、ぜひ受験勉強のお供としてもご活用ください。
WEBライティングの基本ルール:執筆マナー

WEB上に公開される記事は、不特定多数が目にするものです。
不要なトラブルを避けるためにも、執筆マナーは必ず確認しておきましょう。
- コピー&ペーストは厳禁
- レギュレーションに従う
- ネガティブな表現をしない
コピー&ペーストは厳禁
WEBライティングでは、他人が書いた文章を複製する「コピー&ペースト」が禁じられています。
なぜなら、商品のデザインと同じように、文章にも著作権があるから。
所有者の許可なくコピー&ペーストした場合、著作権の侵害に当たり、損害賠償請求など思わぬトラブルを招くことに。
他人が書いた文章を、自分の記事にも載せたい時には、
- 引用部分がはっきりとわかるようにする
- 引用元を記載する
- 引用部分の改変をしない
など、引用のルールに従って、掲載しましょう。
レギュレーションに従う
レギュレーションとは、クライアントが定めた「執筆ルール」のことです。
企業に就業規則があるのと同じように、WEBライターは、レギュレーションを守って、記事の執筆をしなければいけません。
よくあるレギュレーションには、以下のようなものがあります。
- 納期
- 文体や口調
- 数字やアルファベットの表記方法
- 画像の選定方法
レギュレーションは、クライアントによって違うので、執筆時や納品前には、必ず確認するクセを付けましょう。
ネガティブな表現をしない
性別や年齢、国籍など、特定の読者を傷つけるような、差別的・否定的な表現は絶対にしてはいけません。
また、紹介する商品・サービスを褒めるために、その他のものを不当に低く評価することもやめましょう。
ネガティブな表現は、読者に不快感を与えるだけではなく、法的問題に発展するなど、トラブルにつながる可能性もあります。
WEBライティングの基本ルール:読みやすい文章

読みやすい文章にはいくつかのルールが存在します。
今すぐ試せることばかりなので、執筆の際は意識してみましょう。
- 季節感のある表現を避ける
- 簡潔な文章を意識する
- 一文一義を心掛ける
- 箇条書きや表を使う
- 同じ文末表現を繰り返さない
- 肯定表現と否定表現を使い分ける
季節感のある表現を避ける
いつでも閲覧できるネット記事では、季節や時期を感じさせる言葉選びは、NGです。
例えば、「今年の冬は寒さが厳しいですね」とリード文に書いた場合。
時間の経過とともに、読者は違和感を感じたり、「古い情報かも」とページを離れたりする可能性が高まります。
多くの人が、冒頭で離脱すると、検索エンジンに魅力のない記事だと判断されるため、SEOにも悪影響です。
WEBコンテンツでは、読者に余計なノイズを与えないために、時期や季節を感じさせる表現は避けましょう。
簡潔な文章を意識する
ネット記事は、流し読みされやすいため、簡潔な文章が好まれます。
一文の長さは60文字以内を心掛け、できるだけ短時間で、正しい情報を読者に届けましょう。
また、「冗長表現」と呼ばれる、まわりくどい言葉遣いは読者にストレスを与えます。
- 「購入することができる」を「購入できる」に変える
- 「有名であるようだ」を「有名だ」に変える
このように、シンプルな言い回しにすることで、文字数が減るだけではなく、簡潔で読みやすい文章に変えられます。
一文一義を心掛ける
読みやすい文章の特徴には、1つの文章に1つの情報だけを盛り込む「一文一義」も挙げられます。
以下の2つの文章を比べてみましょう。
- この画家は、○○に影響を受けていて、作品Aでは、人物を□□のように表現しているが、晩年には、△△の描画方法を確立し、作品Bという傑作を生んだ。
- この画家は、○○に影響を受けていた。そのため、作品Aでは、人物を□□のように表現している。しかし、晩年には、△△の描画方法を確立。そして、彼は、作品Bという傑作を生んだ。
同じ内容でも、だらだらと長く感じられる上の文章より、一文一義で書かれた下の文章の方が、理解しやすいはず。
また、文を短く区切ることで、主語と述語がかみ合わない「文章のねじれ」も防げます。
このように、一文一義は、情報を分かりやすく読者に届けるために、有効なテクニックです。
表や箇条書きを使う
ストレスなく情報を伝えるには、表や箇条書きを使うことも大切です。
なぜなら、文章ばかりの記事は、読者に「読むのが大変そう」と、悪いイメージを持たれやすいから。
直感で理解できる、表や箇条書きを使うことで、読者の離脱が防げます。
表や箇条書きは、情報を簡潔に伝えられる便利なテクニックなので、一文一義と合わせて覚えておきましょう。
同じ文末表現を繰り返さない
同じ文末表現を繰り返すと、テンポが悪く、読みにくさを感じる原因に。
以下の例文を見てみましょう。
- この掃除機は、○○社の新作です。これまでの商品より、吸引力が強いです。重さは△△グラムと軽く、女性でも扱いやすいのが魅力です。
- この掃除機は、○○社の新作です。これまでの商品より、吸引力が強くなりました。重さは△△グラムと軽く、女性でも扱いやすいのが魅力です。
上の文章では、すべての文末が「です」になっているため、テンポが悪く、幼稚な印象を受けます。
一方、下の文章では、真ん中の文が「ました」となっており、読みにくさが軽減されたのではないでしょうか。
このように、文末表現を工夫するだけで、文章の読みやすさは劇的に改善されます。
肯定表現と否定表現を使い分ける
肯定表現とは、「~してください」「~しましょう」という文末表現を指します。
一方、否定表現とは、「~しないでください」「~してはいけません」などの強い否定を感じる文末表現です。
基本的に、WEBライティングでは、理解しやすく、読者に恐怖を与えない、肯定表現がおすすめ。
しかし、禁止事項や危険事項など、読者に強い印象を与えたい場合には、あえて否定表現を使います。
以下の例文をご覧ください。
肯定表現:赤色のボタンを押しましょう。
否定表現:赤色以外のボタンを押してはいけません。
肯定表現は単純で理解しやすいですが、否定表現はインパクトがあり、読者の記憶に残ります。
WEBライティングでは、伝えたい情報によって、肯定表現と否定表現の使い分けが大切です。
WEBライティングの基本ルール:正しい日本語

間違った日本語は、読者に不信感を与えます。
記事の信用を損ねないためにも、日本語は正しく使いましょう。
- 「ら」抜き言葉「い」抜き言葉を使わない
- 敬語表現に気を付ける
- 重複表現を避ける
- 文語と口語を理解する
- 修飾語と被修飾語は近くに置く
- 接続詞と接続助詞の使い方に気を付ける
「ら」抜き言葉「い」抜き言葉を使わない
話し言葉によく見られる「ら」抜き言葉「い」抜き言葉ですが、幼稚な印象を与えるため、文章では不適切です。
- 「ら」抜き言葉の例
×食べれる→〇食べられる
×変えれる→〇変えられる
×入れれる→〇入れられる
- 「い」抜き言葉の例
×食べてる→〇食べている
×乾いてる→〇乾いている
×動いてる→〇動いている
WEBライティングでは、「ら」抜き言葉「い」抜き言葉を使わないよう、注意しましょう。
敬語表現に気を付ける
大人でも間違えがちな敬語表現。
尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いを確認し、敬語を正しく使えるようにしておきましょう。
- 尊敬語:相手を立てる表現
- 謙譲語:自分がへりくだって、相手に敬意を示す表現
- 丁寧語:「です・ます」などの丁寧な表現
以下は、よくある敬語表現一覧です。
| 尊敬語 | 謙譲語 | 丁寧語 | |
|---|---|---|---|
| 食べる | 召し上げる | いただく | 食べます |
| 見る | ご覧になる | 拝見する | 見ます |
| 聞く | お聞きになる | 拝聴する | 聞きます |
| 知る | ご存知になる | 存じ上げる | 知っています |
| 買う | お求めになる | 買わせていただく | 買います |
| 利用する | ご利用になる | 利用させていただく | 利用します |
重複表現を避ける
同じ意味の言葉を繰り返す「重複表現」にも、注意が必要です。
以下の重複表現の例をご覧ください。
×「まず最初に」 → 〇「まず」「最初に」
×「今の現状は」 → 〇「今の状況は」「現状は」
×「各チームごとに」 → 〇「各チームに」「チームごとに」
重複表現は、リズムがよく感じる場合も多いため、うっかり使わないよう注意が必要です。
文語と口語を理解する
日本語には、文書にふさわしい「文語」と、会話で使われる「口語」の2種類があります。
それぞれの違いを理解し、記事を掲載するメディアの雰囲気によって、文語と口語を適切に使い分けましょう。
文語と口語の例を紹介します。
| 口語 | 文語 |
|---|---|
| です、ます | だ、である |
| だけど | しかし |
| たぶん | おそらく |
| ちゃんと | きちんと |
| どっち | どちら |
| すごく、とても | 非常に、極めて |
| いろんな | いろいろな |
個人ブログのようなカジュアルな媒体では、砕けすぎない口語なら、使用可の場合が多いようです。
一方、権威性のある論文やレポートなど、柔らかさが必要ないメディアでは、口語の使用は厳禁。
WEBライティングでは、文語と口語の違いを理解し、適切に使い分けることが大切です。
修飾語と被修飾語は近くに置く
ものごとを詳しく説明する言葉「修飾語」は、修飾したい言葉「被修飾語」の近くにおきましょう。
こちらの例文をご覧ください。
- 「美しい女性が真っ赤な花を持っていた。」
この文章では、美しいのは「女性」だと読み取れますね。
しかし、「花」が美しいと表現したい場合は、以下のようになります。
- 「女性が真っ赤な美しい花を持っていた。」
このように、修飾語を置く位置によって、文章の意味は大きく変わります。
読者に正しい情報を伝えるために、修飾語と被修飾語は近くに置くことを心掛けましょう。
接続詞と接続助詞の使い方に気を付ける
接続詞と接続助詞は、前の文章との関係をあらわす語句です。
以下に代表的な接続詞、接続助詞を挙げました。
| 接続詞 | 接続助詞 | |
|---|---|---|
| 順接 | なので | ~ので、 |
| 逆説 | しかし | ~が、 |
| 並立 | また | ~たり、~たり |
接続詞と接続助詞は、形が違えど、用法は同じです。
しかし、接続助詞は、「~ので、~が、」と、どんどん言葉を繋げられます。
多用すると、文章が長くなってしまうため、使い方に気を付けましょう。
簡潔さが求められるWEBライティングでは、文章を短く区切れる接続詞の使用がおすすめです。
まとめ
今回は、WEBライティングの基本ルールを、
以上の3つのポイントに分けて、紹介しました。
勉強やスポーツと同じく、WEBライティングも基本から始めることが大切です。
クラウドワークスのWEBライター検定3級の概要について知りたい方は、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。



