WEBライティングには、テンプレート(文章の型)があります。

WEBライターを始めたけれど、いまいち文章の書き方が分からない…。

そんな時には、WEBライティングのテンプレートを使ってみましょう。
テンプレートがあれば、誰でも簡単に、魅力的な記事を作成できるんです。
この記事では、文章の書き方でお悩みの方に向けて、役立つWEBライティングのテンプレートを3つ、厳選してご紹介します。
それぞれのテンプレートが有効な場面や、弱点についても解説するので、ぜひ記事執筆の参考にしてみてください。
WEBライティングでテンプレートを使うべき理由

WEBライティングでテンプレートを使うべき理由は、2つあります。
- 記事の目的を達成しやすい
- 簡単に説得力のある文章が作れる
WEBライティングのテンプレートには、読者を納得させたり、行動してもらったりするためのノウハウが詰まっています。
例えば、「商品を購入してもらうこと」が目的の記事を作成するなら、やみくもに文章を書くより、消費行動を促すテンプレートを使った方が、記事の目的を達成しやすいでしょう。
また、簡単に説得力のある文章が作れるため、時間の節約につながることも、WEBライティングでテンプレートを使うべき理由として挙げられます。
WEBライティングのテンプレート①:PREP法

PREP法は、ビジネス文書にも使われる、文章の万能テンプレートです。
さまざまな記事に応用できるので、まずはPREP法をマスターしましょう。
PREP法とは
PREP法は、「結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、再結論(Point)」の順番で、文章を書く構成方法です。
| 結論(Point) | 「○○は××です。」など、はじめに結論を述べます。 |
| 理由(Reason) | 「なぜなら、~だから。」など、結論が導かれた理由を解説します。 |
| 具体例(Example) | 「例えば、~です。」のように、読者がイメージしやすい例え話や、具体例、統計などを示しましょう。 |
| 再結論(Point) | 「このように、○○は××なんです。」など、再び結論を述べて、文章をまとめます。 |
それでは、PREP法を使った例文を見てみましょう。
エアコンは、定期的なお手入れが必要です。
なぜなら、エアコンの内部は、湿気が溜まりやすく、カビや雑菌の温床になるから。
汚れたエアコンからの風は、イヤな匂いがするだけではなく、アレルギー性鼻炎の原因にもなると言われています。
カビや雑菌から体を守るためにも、エアコンの定期的なお手入れは欠かせません。
PREP法は、最初に結論を持ってくるため、読者に要点をすばやく伝えられることが特徴です。
また、結論のあとに理由を述べる構成なので、当てはめるだけで、説得力のある文章が簡単に作れます。
PREP法が有効な場面
PREP法は、ものごとを紹介するときに最適なテンプレートです。
WEBライティングで、PREP法がよく使われる場面はこちら。
- 情報や意見を発信する記事
- 複数の商品を紹介し、それぞれの概要を手短に書き添える記事
- 案件に応募する際のクライアントへの自己紹介
要点が分かりやすく、説得力のあるPREP法は、読者に「情報を伝える」場面で特に有効です。
PREP法の弱点
PREP法は優秀なテンプレートですが、すべての記事に対応できるわけではありません。
PREP法の弱点は以下の2つ。
- 長文に適さない
- 消費行動を促す記事には適さない
PREP法は、端的に情報を伝えるという特徴があるため、長文には適しません。
また、「読者に商品を買ってもらうこと」が記事の目的の場合も、効果は薄いでしょう。
消費行動を促すWEBライティングには、困りごとへの共感や、商品の詳細、購入するメリットなど、たくさんの情報の提示が必要です。
WEBライティングのテンプレート②:QUESTの法則

QUESTの法則は、セールスレターやメルマガなどで使用される文章のテンプレートです。
通販番組のような構成で、商品・サービスの購入へと、読者を自然に誘導できます。
QUESTの法則とは
QUESTの法則は、「絞り込み(Quality)、共感(Understand)、啓発(Educate)、興奮(Stimulate)、変化(Transition)」の、5つの要素で構成されます。
| 絞り込み(Quality) | 見込み客を絞り込むため、まずは「○○で困っていませんか?」というように、読者を限定します。 |
| 共感(Understand) | 悩みに共感し、親近感を与えます。さらに、このままでは良くないことを示し、読者を記事に引き込みましょう。 |
| 啓発(Educate) | 悩みを解決する商品・サービスを紹介します。購入するべき理由や統計、口コミなど、読者に価値を提示しましょう。 |
| 興奮(Stimulate) | 購入した後の未来を想像させ、読者を刺激します。購入しないと損することを印象付けるのも良いでしょう。 |
| 変化(Transition) | 最後に、購入ボタンの設置や「このサイトでの注文に限り、○○円!」などの言葉で締めて、読者の背中を押します |
ここで、QUESTの法則を使った例文を見てみましょう。
久しぶりに動かしたエアコンのイヤな匂いにお困りではありませんか?
普段のお掃除では、なかなか手が回らない、エアコン内部のお手入れ。
購入してから一度も掃除をしていない、というご家庭も少なくありません。
しかし、エアコンは、お手入れしないと、内部にカビや雑菌が溜まり、イヤな匂いの原因に。
エアコンの匂いやカビが気になったら、迷わずプロにお任せしましょう。
家庭のお掃除を専門に行う○○社は、20年培ったエアコン掃除の技術があります。
フィルターや、吹き出し口の掃除だけでは除去できない匂いのもとも、エアコンを分解して、徹底洗浄!
汚れが溜まったエアコンは、カビや雑菌の温床となり、アレルギー性鼻炎の原因になることも。
大切な体を守るためにも、2年に1度はエアコンをクリーニングしましょう!
○○社では、お客様への感謝を込めて、先着100名様に限り、お見積り金額から25%オフのキャンペーンを開催中です。
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いかがでしょうか。
QUESTの法則を使うことで、商品・サービスの購入へと、自然に誘導することができます。
あえてターゲットを絞り込み、悩みへの解決策を示す構成は、ネット販売の成功率アップに効果的です。
QUESTの法則が有効な場面
QUESTの法則は、消費者心理に沿ったテンプレートです。
WEBライティングで、QUESTの法則が有効な場面はこちら。
- Googleなどに有料で出稿しているPPCアフィリエイトの記事
- メルマガ
読者の悩みに寄り添い、「購入しないと損!」と感じさせるQUESTの法則は、消費行動を促したい場面で、非常に有効です。
QUESTの法則の弱点
読者の心を強く揺さぶるQUESTの法則ですが、以下の点から、SEOの観点では不利だと言われています。
- 長文になりやすい
- なにを伝えたいのか分かりにくい
QUESTの法則は、商品についてじっくり解説できるものの、長文になりやすいというデメリットがあります。
また、記事の前半を「絞り込み」「共感」にあてるため、一見、なにを伝えたいのか分かりにくいという面も。
自然な流れで商品の購入へと誘導できるQUESTの法則ですが、SEOに強い記事を求められている場合には、使用を避けましょう。
WEBライティングのテンプレート③:PiREmPa

PiREmPaは、WEBライティングの基本となるPREP法に、消費行動を促す要素を付け足したテンプレートです。
アフィリエイトブログなど、SEO対策が必要な場合には、PiREmPaを使って商品紹介を行うと、成果を上げやすいでしょう。
PiREmPaとは
PiREmPaは、株式会社ライター組合の代表取締役である、佐々木ゴウ氏が考案した新しいテンプレートです。
「結論(Point)、補足(imformation)、理由(Reason)、具体例(Example)、具体策(method)、再結論(Point)、行動(action)」という構成。
PREP法に、3つの新たな要素が組み込まれています。
| 結論(Point) | はじめに記事の結論を述べます。 |
| 補足(imformation) | 結論を補足する情報や条件を付けくわえましょう。専門用語や商品の概要を解説します。 |
| 理由(Reason) | 結論が導かれた理由を示しましょう。 |
| 具体例(Example) | 読者がイメージしやすいよう、具体例や例え話、統計などを挙げます。 |
| 具体策(method) | 読者が次にするべき行動を示します。商品の購入方法やノウハウなどを具体的に教えてあげましょう。 |
| 再結論(Point) | もう一度、結論を述べて、読者に印象付けます。もう一度、結論を述べて、読者に印象付けます。 |
| 行動(action) | 最後に、商品リンクや購入ボタンを設置して、読者の行動を後押ししましょう。 |
PiREmPaを使った例文はこちら。
「うわ!エアコンがカビ臭い!」
そんなときは、エアコン掃除のプロ、○○社にお任せ!
冷暖房を入れると漂うイヤな匂い、実は、エアコン内部にたまったカビや雑菌のせいなんです。
汚れた風は、アレルギー性鼻炎の原因にもなるため、エアコンの定期的な掃除は必須。
しかし、手が届く範囲のお手入れだけでは、カビや雑菌を断ち切ることは不可能です。
そこで、エアコンを分解し、内部まで徹底的に洗浄する○○社のお掃除サービスをご利用ください。
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PiREmPaのベースは、PREP法です。
結論を印象付けたあとに、次の行動を示す構成になっているため、要点が分かりやすく、最短で商品の購入へと誘導できます。
PiREmPaについて、さらに詳しく知りたい方は、佐々木ゴウ氏の著書「デジタル時代の実践スキル Webライティング 読者が離脱しない、共感&行動を呼ぶための最強メソッド」をご覧ください。
PiREmPaが有効な場面
PiREmPaは、要点が分かりやすく、読者が離脱しにくい構成になっているため、SEOに強い記事が作成できます。
PiREmPaが有効な場面はこちら。
- 読者に消費行動を促すアフィリエイト記事
- 長文が適さないSNS上でのマーケティング
PiREmPaは、できるだけ簡潔に、商品の購入へと誘導したい場面で有効です。
PiREmPaの弱点
商品の購入に必要な情報を、短時間で伝えられるPiREmPaですが、「読者への共感部分がない」という弱点もあります。
そのため、PiREmPaを使った記事は、QUESTの法則で書かれた文章と比べて、淡泊で商業的な文章になりがち。
消費行動を促す記事では、売りたい商品の性質や、顧客層に合わせた対応が必要です。
まとめ
今回は、文章の書き方でお悩みの方に向けて、WEBライティングで使えるテンプレートを3つご紹介しました。
情報を伝えたい時に役立つPREP法は、「結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、再結論(Point)」の構成。
自然な流れで消費行動を促すQUESTの法則は、「絞り込み(Quality)、共感(Understand)、啓発(Educate)、興奮(Stimulate)、変化(Transition)」の構成。
最短で商品の購入へと誘導できるPiREmPaは、「結論(Point)、補足(imformation)、理由(Reason)、具体例(Example)、具体策(method)、再結論(Point)、行動(action)」の構成。
それぞれの有効な場面と、弱点を知り、文章のテンプレートを適切に使い分けましょう。
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